小規模事業者持続化補助金は商工会議所でどう申請する?

小規模事業者持続化補助金は、商工会議所の協力が必要な補助金です。申請者は商工会議所に依頼して「事業支援計画書(様式4)」を発行をする必要があります。本コラムでは、発行方法や商工会議所に依頼するタイミングなど気になるポイントを解説していきます。
梅沢 博香

更新日:

小規模事業者持続化補助金は商工会議所でどう申請する?

この記事を監修した専門家

監修専門家: 井上卓也行政書士

井上 卓也

代表・行政書士

補助金・助成金を専門とする行政書士として、補助金申請サポート実績300社以上を有する。

慶應義塾大学卒業後、大手製薬会社での経験を積んだ後、栃木県・兵庫県に行政書士事務所を開業。 『事業再構築補助金』、『ものづくり補助金』、『IT導入補助金』をはじめ、地方自治体を含む幅広いジャンルの補助金に精通。 リモートを中心に全国の事業者の補助金申請サポートを行っている。

小規模事業者持続化補助金は商工会議所の協力が必要!

小規模事業者持続化補助金に申請する場合、事業所の所在地が「商工会議所地区」であれば、商工会議所を通じて申請する必要があります。商工会議所は、申請に欠かせない「事業支援計画書(様式4)」を発行する役割を担っています。

一方、所在地が「商工会地区」であれば、地域の商工会が窓口です。どちらに該当するかは地域によって決まるため、まず確認することが申請の第一歩です。

小規模事業者持続化補助金の概要をチェックする!

商工会と商工会議所の違い

区分商工会商工会議所
設置根拠商工会法商工会議所法
主なエリア町村部など主に市部
相談窓口各地の商工会各地の商工会議所

商工会は町村部を中心に設置され、地域の小規模事業者を支援します。商工会議所は都市部に設置され、市内事業者の経営支援を担います。

どちらの窓口を使うか確認する方法

1.公式検索サイトで確認する
参考:商工会検索サイト
参考: 商工会議所検索サイト
2.様式4の発行を依頼する:申請には必ず、属する商工会または商工会議所が発行する「事業支援計画書(様式4)」が必要です。これがなければ申請は受理されません
問い合わせ窓口は以下のとおりです。
商工会地区……地域の商工会
商工会議所地区……事務局(日本経営データ・センター)

つまり、商工会議所で申請できるかどうかは、あなたの事業所在地が商工会議所地区かどうかで決まります。所属地区を検索サイトで確認し、該当窓口に相談して様式4を発行してもらうことが、補助金申請のスタートラインです。

小規模事業者持続化補助金を商工会議所で申請する方法

小規模事業者持続化補助金を申請するには、商工会議所での事前相談と「事業支援計画書(様式4)」の発行が不可欠です。様式4を発行してもらわなければ、電子申請システムで申請を完了できません。

事前相談と様式4の準備

事業支援計画書(様式4)とは、申請者が作成した「経営計画」や「補助事業計画」に対し、商工会議所が内容を確認し、支援の必要性や妥当性を認めたことを証明する書類です。

記載内容:事業計画の概要、経営課題、補助事業の具体的取組、今後の支援方針など
役割:事業計画が地域の経済振興や経営改善に資すると認められるかを確認する証明書
入手先:事業所所在地を管轄する商工会議所

様式4の発行には、必ず商工会議所での相談が必要です。申請者は代理人だけで依頼することはできません。

商工会議所での相談の進め方

  1. 事業計画の作成:「経営計画」と「補助事業計画」を作成し、電子申請システムに入力した上で印刷して持参します。
  2. 商工会議所での相談・確認:地域の商工会議所に事前連絡を行い、相談日時を予約。計画内容や添付書類に不足がないか、加点要件の適合可否などを確認してもらいます。
  3. 様式4の発行と提出:確認を経て商工会議所が様式4を発行します。発行されたPDFを電子申請システムにアップロードして初めて、申請を進めることができます。

商工会議所の窓口開設時間や相談対応日は地域ごとに異なるため、必ず事前に連絡・予約が必要です。様式4の発行受付締切を過ぎると、いかなる理由でも発行依頼はできません(例:第18回では2025年11月18日まで)。時間に余裕をもって早めに準備・相談することが採択への第一歩です。

商工会議所を通じた申請の流れは、

  1. 経営計画と補助事業計画を作成
  2. 商工会議所に相談・様式4を発行依頼
  3. PDFを電子申請システムにアップロード

というステップが必須です。特に「様式4」は、申請者の事業計画が妥当であることを裏づける重要な書類であり、事前相談と期限内の発行依頼が成功のカギとなります。

商工会議所へ依頼するタイミングはいつ?

小規模事業者持続化補助金の申請は回ごとに受付締切が定められています。現在は第18回公募が最新で、様式4の発行や申請書提出の締切日が明確に設定されています。

2025年募集(第18回)のポイント整理

第18回公募では、申請の締切よりも早く「様式4」の発行期限が設定されているため、計画的に準備を進めることが必須です。

項目日程実務上の注意点
公募要領公開2025年6月30日(月)募集内容を確認し、対象経費や要件をチェックする
申請受付開始2025年10月3日(金)電子申請システムで入力開始可能
相談予約2025年10月中旬〜下旬早めに予約を入れることで混雑回避。余裕を持った相談が可能に
様式4発行締切2025年11月18日(火)この日までに発行完了が必須。依頼は遅くとも11月上旬までに行うのが安全
申請受付締切2025年11月28日(金)17:00様式4を含む全ての書類を電子申請システムに提出

相談予約と依頼のタイミング

相談予約:2025年10月中旬〜下旬に予約を入れるのがおすすめ。受付開始直後は混雑するため、早めの行動が安心です。
発行依頼の期限:公式締切は2025年11月18日ですが、実際には11月上旬までに依頼完了が望ましいです。窓口混雑や修正対応で間に合わなくなるリスクを避けられます。
発行にかかる日数:様式4は即日発行される場合もありますが、内容確認や修正が必要になると数日かかることもあります。1〜2週間前倒しで準備すると安心です。

2025年10月初旬には事業計画を固めて商工会議所に予約を入れましょう。その後、遅くとも11月上旬までには様式4の発行依頼を済ませてください。余裕を持って様式4を受け取り、11月18日までに発行を完了させることが重要です。最後に、残りの10日間で電子申請システムへの入力を整え、11月28日17時までに申請を完了させましょう。

よくある質問

1. 商工会と商工会議所のどちらに申請すればいいですか?

事業所の所在地によって、商工会と商工会議所どちらに申請するかが変わります。町村部にある事業所は商工会、市部などの都市部にある事業所は商工会議所が窓口です。自分の所在地がどちらに属するかは、以下の公式検索サイトで確認できます。
参考:商工会検索サイト
参考: 商工会議所検索サイト

2. 未加入でも小規模事業者持続化補助金は申請できますか?

商工会や商工会議所に加入していなくても小規模事業者持続化補助金に申請できます。ただし、申請を行うためには必ず所属地区の商工会または商工会議所で「事業支援計画書(様式4)」を発行してもらう必要があります。

3. 直近の小規模事業者持続化補助金の申請締切はいつですか?

第18回公募の事業支援計画書(様式4)発行締切は、2025年11月18日(火)、事務局への申請受付締切は、2025年11月28日(金)17:00です。
最新の情報は公式公募要領(第18回)をご確認ください。

4. 個人事業主も商工会議所で申請できますか?

個人事業主も、所在地が商工会議所地区であれば商工会議所を通じて申請できます。法人と同様に、個人事業主自身が事業計画を作成し、商工会議所に相談して「様式4」を発行してもらう必要があります。

5. ホームページ制作費用は補助対象になりますか?

ホームページ制作を販路開拓の手段として行う場合、その費用は補助対象になります。たとえば新規顧客獲得を目的とした新規制作や、予約機能・決済機能の追加などが対象です。ただし、日常的な更新作業や維持費用のみでは補助対象外となります。詳細は公式サイトをご確認ください。

小規模事業者持続化補助金をホームページ制作に活用する方法は?

まとめ

小規模事業者持続化補助金を商工会議所から申請する場合は、まず基本的な流れを理解することが大切です。商工会議所では、申請に必須となる「事業支援計画書(様式4)」を発行してもらう必要があり、この書類なしでは申請を完了できません。
採択されるためには、事前相談を通じて計画内容を確認し、様式4を確実に準備することが重要なポイントとなります。特に締切直前は窓口が混雑しやすいため、余裕を持った準備が不可欠です。
さらに、最新スケジュールを常に確認し、所属地区の窓口(商工会または商工会議所)に早めに相談することが安心につながります。計画的に進めることで、補助金申請の成功率を高めることができます。
参考:小規模事業者持続化補助金の公式サイト

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人物

監修者からのワンポイントアドバイス

商工会や商工会議所で発行して頂く様式4という書類はすぐに発行してくれる訳ではありません。持参した計画書の内容などによっては修正を求められる事業者の方もいらっしゃることでしょう。そのため早めに商工会や商工会議所とご相談されることをお薦めさせて頂きます。