【いつから?】神戸市が高校通学費無償化を発表!具体的な内容は?
神戸市が通学費無償化を発表。
気になる時期や具体的な内容を解説します!
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神戸市通学費無償化とは
神戸市は、市内の高校に通う生徒の通学費を全額補助する方針を明らかにしました。
この取り組みは、少子化対策の一環として行われます。
大阪府が私立高校の授業料無償化を進める中、子育て世帯の流出を防ぐためにもこの政策が打ち出されました。
市内の高校に通う生徒に対して適用され、補助の対象は約2万9000人に及びます。
新年度予算案では、年間の予算を約20億円と見込んでいます。
これにより、生徒や家庭にかかる通学費の負担を大幅に軽減し、教育の機会均等の実現に向けた取り組みが行われます。
参考:神戸市ホームページ
無償化はいつから?開始時期と予算
神戸市の無償化制度は、2024年9月から始まります。
9月から来年3月までの経費など12億円が、新年度予算案に計上されています。
対象者は?
神戸市の無償化制度には所得や子どもの数などの制限は設けられない予定で、市内に住む高校生全員が対象となります。
公立高校30校、私立高校26校、その他高等専門学校や外国人学校など計68校の生徒が補助を受けることができます。
通学費無償化の具体的な金額は?
以下が、現段階で決定している内容です。
- 2024年9月1日から、市内の高校等に通う場合の通学定期代を全額補助します。(無料化)
- 2024年8月末までは、60,000円(12,000円×補助対象期間の月数)を超える通学定期代の2分の1を補助。
神戸市が提供する通学費無償化の具体的な金額は、1人当たりの補助額が年平均9万3500円です。
市外の高校等に通う場合の通学定期代については、これまで年額144,000円(12,000×補助対象期間の月数)を超える通学定期代の2分の1を補助が行われていましたが、これについては変更がありません。
大阪府の高校授業料無償化政策との違い
神戸市の通学費無償化制度と大阪府の政策を比較すると、対象者や補助の範囲などに違いが見られます。
両都市の政策は、それぞれの地域のニーズや課題に即したものであることが分かります。
大阪府の授業料無償化についてくわしく読む!